• 中村龍史の心意気を繋ぐメッセージ

    龍史さんの笑顔をもう一度

     

     今年122、大好きな人が突然亡くなった。そんなことが本当に自分の身の回りでおこった。その時は途方にくれたけれど、今僕らは再び動き出そうとしている。今もその人が僕らをみつめ、怒ったり、激励したり、優しく笑ったり、そばにいるのを感じているからだ。

     演出家、中村龍史さんに初めてお会いしたのは2年前の夏だったと思う。三軒茶屋にあるうす暗い、奥に広がった喫茶店だった。スポーツミュージカルenergy~笑う筋肉~のプロデューサーの1人となり、大阪からご挨拶に伺ったのだ。

    当時僕は吉本興業のTV制作セクションから、事業部へと異動したばかりだった。事業部は、自社劇場以外の、お笑いからお芝居、マラソン大会まで、事業全般を幅広く受け持つ部署だ。自分でゼロからライブを興し、券売で予算を作っていくというのが基本の、今までのテレビ制作の予算の考え方とは真逆の稼ぎ方で、文化の違いにかなり戸惑いながら働いている時期だった。

    energy~笑う筋肉~は、インバウンド向けの新たな劇場が20192月に大阪城内に開業されるにあたり、吉本興業から依頼を受けた中村龍史さんが、大ヒット作品マッスルミュージカルの集大成を大阪で作り世界に発信するという熱い思いで応えてくれた、ノンバーバルスポーツミュージカルだ。いよいよその製作が本格的にスタートするタイミングだった。

     その時プロデューサーとして加わってから、あっという間に2年が過ぎた。その間に龍史さんが亡くなったわけだが、今も龍史さんをそばに感じているわけで、これは相当濃密な時間を過ごさせていただいたおかげなのだろう(僕よりはるかにお付き合いの長い諸先輩方はなおさらそうであるだろう)。

    お会いして以来、打合せで、ワークショップで、オーディションで、稽古場で、飲みの席で、そして公演でと、いつも龍史さんの後ろについて勉強させてもらっていた。舞台の面白さ、ライブの面白さを僕に教えてくれたのは間違いなく龍史さんだった。

     それにしてもこの2年、学生時代の親友と過ごすように龍史さんとごはんに行ってはよく飲んだ。龍史さんは最初の一口ぐらいしか飲まなかったけれど。龍史さんと食事にいくと、プロデューサーとしの仕事を忘れてしまい、楽しすぎて酒がすすむのだった。昔から知っているような、懐かしい匂いのするこのエンターテインメント界の巨匠は、楽しくて夢のある事が好きで仕方がない人で、とにかくとても気が合った、と思う。人を笑顔にすることがゾクゾクするぐらい好きな、とてもチャーミングな人だった。

     一方で、龍史さんは物事の本質をずばり見抜く達人でもあった。稽古中など、出演者が少しでも手を抜いているとすぐ見透かされた。それぞれの生きてきた在りようまでズバリと見抜き、必要と思えばそこに火をつけるのも実にうまかった。龍史さんは作、演出、振付が超一流なだけでなく、本物の教育者でもあったと思う。龍史さんの言葉が胸に響き、人を動かし、人を変えていくのを僕らは何度も目撃した。

     そんな龍史さんが僕につけたあだ名があってそれが、添加物、だった。始まりは、飲みの席だったか、東京と大阪で離れて電話をしている時だったか。何がきっかけで始まったかを今となっては覚えていないが、会えば必ず、添加物と口にするようになり、そういっていつもケタケタ笑うのだ。僕自身も、何やねんと思う事もなく、その頃の自分の本質をよくついているような気がして妙に納得していた。

    ことあるごとに顔を近づけてきて「だから紺ちゃんは添加物っていわれるんだよ」という。こちらは「誰が添加物や」とかえす、そうして2人でケラケラ笑った。ひと笑いあったあと、奥様でオフィスひらめ社長のるみこさんが「大丈夫よ、紺ちゃん。中村は添加物が大好きだから」と謎のフォローをして今度は3人でケタケタ笑う。

    だから僕はこの2年、ずっと龍史さんと笑っていたように思う。龍史さんといると誰もが幸せになる、そんな魅力的な人だった。ただ龍史さんがおそろしいのは、取材中であろうがところかわまず僕の姿をみつけると「添加物ー」のくだりをはじめるので、何も知らない人たちはまずポカンとするのだった。

     一方で、龍史さんはおかしなこと、違和感に対してはぴしりとはっきり言う方でもあった。「紺ちゃんダメだよ。その考え方じゃ。お金をかければいいってもんじゃない。あるものを使ってやればいいんだよ」

     赤字になってでも、お金をかけてでも、やりましょう、と僕がいった時の言葉だ。

    そうして本当にあるものだけでなんとかしてしまう。それどころか龍史さんは手元にある素材だけを巧みに使って、爆発的に面白いものを創り出す天才だった。これには毎回度肝を抜かれた。こういうと失礼かもしれないが、何気に入った駅前の中華屋さんから、とんでもない3つ星チャーハンや麻婆丼が次々と出てくる感じだ。気づけば龍史さんの味のとりこになっている。

     一度龍史さんの作りあげた演目に感心して「これってネタふりとかかなり計算して作ってるんですか。めちゃめちゃよくできてますね」とネタの作り方を問うたら、「計算なんかしないよ。おれは面白いと思ったらまず試してみるんだ」と言い切った。「面白いと思いついたことはとにかく試してみる。試してダメなら捨てるし、よくなりそうならそこから作り上げてくんだよ」。

    その時気づかされたのは、やっぱりゼロをイチにするとはこういうセンスと勇気でずっと戦うことだってこと。この時龍史さんは67歳だったと思うけど、過去のレガシーに見向きもせず、新しいことを試していく姿はホントかっこいいなー、と思った。

    テレビマンも若い時は勢いがあって、みんなおもしろいと思うことを試してみて、どうすんだよ、というものが出来上がることもあれば、ものすごい反響をもらうような番組ができることもある。けれど少しずつそんな作り方から、うまくおさめるやり方を学んでいってしまう。だがそれは、おもしろいことなのか、お客さんが求めるものなのか。

     僕が思うに龍史さんには常にお客さんが驚いたり腹を抱えて笑う姿のイメージがあって、ぶれることなくそのゴール目指し、材料を吟味し、手を変え品を変えて様々なシーンを作り上げていった。この素材の吟味が龍史さんの稽古の醍醐味だった。energyでいうと、アスリートや出演者たちの肉体やキャラクター、様々な才能が吟味の対象となる。その上で、龍史さんはきっともう一つレベルの高いイメージを持っていたのではないかと思う。「お客さんの中から、新しい何かをひき出せたら、それはいい公演だよね」といっていたから。だから、お客さんをただ感動させるだけではダメで、何かをひきださないといけない。龍史さんの頭の中のお客さんは、頑張れと大声で声援を送ったり、思わず立ち上がって拍手を送ったり、帰り際には駅まで走ってしまうようなお客さんだ。

     だからこそ稽古場ではとんでもない注文を平気でいえる人だった。ゴールが明確に見えているのは龍史さん以外にいなかったからみんな最初はついていくだけで大変なのだが、energyの不思議なところはその答え合わせがしっかり舞台でできることだ。舞台に立って、龍史さんが最初に思い描いたゴールがみんなの目にも見えるようになる。こうして出演者は舞台を踏んで大きく成長していく。

     稽古場は、龍史さん語録の宝庫だった。僕は龍史さんが稽古中や稽古おわりに出演者みんなを集めて話を聞かせる姿がすごく好きだ。昔、スタジオで演奏しているジョンやポールの様子を三角座りして嬉しそうに眺めているミック・ジャガーの写真をみたことがあるけど、カッコよくいうとそんな気分で、みんなと一緒になって龍史さんの話に耳を傾けていた。

     そこで龍史さんが教えてくれた大切な話、僕が感動した言葉の1つは、「自分でも気づいてない自分の魅力は自分では見つけられないんんだよ。なぜかわかる?自分の新しい魅力は他人がひき出してくれるから。だからオレがこれやりたい人って聞いたら、とにかく手を挙げて前に出てやってみるんだよ。失敗して当たり前なんだからさ」。

    そうだ、と思った。全ての新しい出来事は、運命がくれた新しい自分に出会うためのビッグチャンスなのだ。失敗したってかまわないのだから。この言葉はその頃の僕にもっと事業について学ぼうと思う大きなきっかけとなった。

     龍史さんが亡くなってから、奥さまのるみこさんやTERUさん、えいりさん、舞さんらコーチ陣、社内の仲間たちと何度も話をして、僕らはいま龍史さんの思いを継ぎenergy~笑う筋肉~をこれからも広げていきたいと考えている。そして龍史さんから学んだエンターテインメントを多くの人に伝えたい。そのために僕は今自問自答の毎日を過ごしている。energyという名の事業はこの方向で間違っていないだろうか。龍史さんだったらどう考えるだろうか。これはお客さまの胸の中から新しい何かをひき出すような事業になるだろうか。

    「だから添加物っていわれるんだよ」と笑う龍史さんに「最高の添加物の仕事ができましたよ」と報告したい。僕が描くゴールはenergy~笑う筋肉~の火を、日本発のオリジナルノンバーバルミュージカルとして海外まで広げていくことだ。それが叶った時、龍史さんはまたあの最高の笑顔を見せてくれるに違いない。僕たちはみな、天国にいる龍史さんをもう一度心から笑わせてみたい。目を輝かせ、前のめりになって、嬉しそうに笑う龍史さんをみたい。  

          吉本興業コンテンツ事業部  

    energyプロデューサー  

    紺田 啓介

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  • 中村龍史の心意気を繋ぐメッセージ

    「与えられた材料の中で舞台を作り上げるのが
    俺の仕事なんだからなんでも言ってきて。」

    龍史さんが魂を懸けて挑んでいたenergy。
    その思いを理解はしながらも
    予算や会場の制約、出演者のスケジュールの制約が多く
    龍史さんの思い描いたモノが実現できなかったこの1年。

    暗い顔で龍史さんの前に相談ごとを持ってくる僕に
    いつも最後はこの言葉をかけてくださりました。

    本当に無茶な相談もいっぱいあったのに
    絶対最後そう言い切ってくれる逞しさ。

    それだけでも、プロデューサーとしては有難いのに
    龍史さんが本当に凄いのは
    実際に、その制約や無理さえもプラスに変えて新しい演出を生み出してしまうこと。

    僕は、この1年驚かされっぱなしでした。

    それだけではありません。

    出演者の性格を理解したうえでの飴と鞭の使い分け。
    稽古の空気のコントロール。

    リーダーとしてチームのモチベーションのあげ方。

    どれもこれも普段僕たちがメインで活動しているお笑い業界とは全く違うことの連続。

    項目を上げだしたらキリがないのですが
    舞台のことだけでなく人として学んだことも数多くありました。

    僕の人生において多大なる影響を与えてくださった龍史さん。

    ご一緒した約1年は濃密で今の僕の財産になっています。

    名ばかりのプロデューサーでまだまだ未熟ではありますが
    龍史さんが創り上げたenergyを続けていくものとして
    龍史さんから学んだことをしっかり受け継いで
    留美子さん、コーチ、出演者、そして紺田、菊池
    みんなで力を合わせてenergyを拡げていきたいと思います。

    龍史さん、
    いま、日本のエンターテイメント業界は
    コロナウイルスの影響で
    舞台上のソーシャルディスタンスを始めとする舞台上の制約。
    そして、集客問題に大きく苦しんでおります。
    稽古さえもしづらい状況です。

    龍史さんだったら今、どんな作品を生みだしますか。

    きっと、こんな制約だらけの中でも
    龍史さんだったら
    エンターテイメント業界がびっくりするような
    想像を絶する企画を考えて驚かしてくれたに違いないですね。

    龍史さんファンとしては、コロナ化での龍史さんの創る作品が見たかったです。

    そして私事にはなりますが
    今後もエンターテイメントに携わりもっともっとプロデューサーとして鍛錬していくつもりです。だから、次お会いするときには龍史さんの手掛ける作品に
    ふさわしいプロデューサーで
    明るい顔で龍史さんのやりたいことを何でも実現できる
    プロデューサーになっているように頑張りますので
    いつかまた、お仕事させてください。

    それでは、次、明るい顔でお会いできるのを楽しみにしています。

    energyプロデューサー

    吉本興業株式会社 コンテンツ事業本部 制作センター ライブ制作 東京  
    帯川 航

     

     

    初めてお会いしたのは10年前ぐらいでしょうか? たくさんの文章を寄せられる中で、おそらく一番お付き合いの少ない人間ではないかな?

    と思いつつ、お声をかけて頂いたので少し書かせて頂きます。

    ライブや公演の打ち合わせにも関わらず、全く別のお話ばかりお聞きしてしまったことをよく覚えています。

    そのお話に共通して見えてくるのは、中村さんの過ごしてきたキャリアのどの年代を区切っても、金太郎飴のように見えてくる「開拓者」」というイメージです。

    どの時代においても、どのジャンルにおいても、常に新しいことをチャレンジする、そしてどうあっても実現させる、その強い意志と新しい発想、人を巻き込むエネルギー。

    それが僕には面白くてお話をお伺いするのが楽しみでした。

    震災以降、大きな出来事が私たちに起こり続けています。

    こういう時こそ、有無を言わさずやりたいことを、やるべきことをやってしまう人、それが中村さんだろうと思います。

    中村さんみたいに残念ながら無茶ができるような肝の据わった人間ではありませんが、少なくとも自分にとって新しいこと、チャレンジすべきことを、一つ一つ積み重ねて行きたいと思っています。

    それでもまだ足りない! という声が聞こえてきそうですが、いつの日か自分のしてきたことを堂々とお話しできるようでありたい、と思っております。

                  南青山MANDALA 津山朋弘

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  • 中村龍史の心意気を繋ぐメッセージ

    『こまいぬ』の相方いぬより

     

    「ちょっといい?」

    龍史さんからのTELでファミレスに向かった。
    「オレ、バンド作ろう思うんだけどどう?」
    ちょっと照れながら、秘密を打ち明ける少年の様に俺を見た。

    オレ「いいじゃないですかぁ!」
     「ほんとう?」(パッと目が輝いた)
    オレ「メンバーは誰なんですか?」
     「ひとちゃん」
    オレわーい、で、他には?」
     「オレ!(嬉しそうに)
    2 「……(なぜか二人、しばらく笑っていた)

    ひとちゃんとは俺のことです
    こうして中年の星なごみ系デュオ
    「こまいぬ」の伝説は始まった。♫〜

    ライブは南青山マンダラ。
    当時マッスルミュージカルの全盛期、

    訪れる観客は階段まで埋め尽くし

    空気が薄く感じるほどの満員御礼だった

    楽曲メニューとしては、目玉の
    「とりあえずビール」「不倫でチャチャチャ」

    含めて14曲とちょっと、そんな中

    なんと3時間を超える伝説を作ってしまった。

    さすがにプロデューサーはお怒りのご様子。(そりゃそうだ)
    実はオレが時計を見ながら龍史さんの暴走を止める

    タイムキーパーのはずだったのに
    ミスターエンターテイメント、「リョージ・クルーニー

    オーラにすっかり飲まれてしまっていたのだ

    とにかく龍史さんはよく喋るで、面白い。
    で、突然「やっぱりこの話やめた」と言う。
    こんな人見たことない。

    出だしで曲を間違えると
    もう一度最初からやろうよ

    必ずオレの方を見る。これってずるい

    オレが間違ってた様に見えたらしい…

    の「やり直し」と「やっぱりやめた」には本当にシビれた。

    だってそんな人いないから、自由すぎます。

    おまけに、お互い違うコードを弾いたまま終わっても

    気づかないなんていうこともしばしば(クククッ)

    後に「微妙なハーモニー」というキャッチフレーズ

    頂く事になる。

    もはや「弾き語り」から「語り弾き」になっていた。

    そんな俺たちを楽しむと言うより見守っているお客さんが

    時計をチラチラ気にし始めた時

    「まだ終わんないよ〜、無理しないで帰っていいよ

    と言い放ちギターのチューニングをしながら次の曲の話を始めた龍史さん

    全身脱帽だった。

    初ライブは時間を超えた!会場は異様な熱気に包まれて、

    オレとプロデューサーは不思議な疲労感に襲われていた。

    あれからずっと一緒に色んな事やりましたね…

    色んなとこ行きましたね…

    まさかそれら全てがこんなに早く思い出になるとは思わなかった。

    オレは今でも「どうしてる?」あの声で電話が来るのを 

    どこかで待っている。最近来ないんだよなぁ…

    あっそうか!本当は今頃ハワイかどっかの無人島でタメカメママカリ

    とか言う怪しい名前つけて潜伏して面白い事企んでるんでしょう、そうでしょう?

    そうしましょう!

    では、次に会うまで新曲を頼みますよ。

    オレも充電しすぎて漏電しない様に精進します。

    いつまでも追い付けない「雲の上の人」龍史さん 

    本間ひとし(俳優・ナレーター)

     

     

    中村龍史さんへ。

     

    親しく話すようになってから、もう30年近く経っていたんですね。

    初めて会ったとき、私は20代半ば。雑誌『an・an』の編集者で、モノクロ1頁の演劇コーナーの取材で、どこかの稽古場にお邪魔したんでしたね。

    龍史さんはあの頃、40ちょっと前。すらっとした体にみなぎっていたエネルギッシュな感性はその後も衰えを知らず、60を過ぎてからは、素敵な軽みを加えつつ、新境地に達していきましたね。進化し続けた龍史さん、さすがでした。

    本が1冊書けそうな、さまざまな思い出がありますが、ひとつだけ、ここに書いてみます。

    あれはいつ頃だったかな、浅草の公演会場で偶然会って、帰りに今は無き喫茶店「アンヂェラス」でケーキをつつきながら話したことがありましたね。

    舞台作りについて、ひとしきり語った龍史さんは、こんな言葉を最後に言いました。

    「何かをひとつ作り終えたらね、次はハードルを上げなきゃいけないんだよ。そうすると、次は、上げたハードルを乗り越えようともっと工夫する。そして乗り越えたら、その次に作るときはもっとハードルを上げる……こうやって続けていかなきゃだめだね」

    龍史さんがプロ意識を初めて披露してくれた瞬間。いまだに忘れられない言葉です。

    そして、その後の龍史さんの舞台は、最後まで、まさにこの言葉通り。ハードルを上げ続け、すでに書いたように『進化し続け』ましたね。

    龍史さん、こちらの世界は今、ウイルスに見舞われ、どこか重苦しく、人の心から「笑い」が消えかかっています。

    笑いを活力に、と唱えていた龍史さんにいまこそいて欲しいのに、なぜ、運命の女神は龍史さんを彼岸に連れていってしまったのでしょうか。

    運命の女神に問えば、きっと慈愛を湛えた微笑みとともに、こう答えるのでしょう。

    「あの人を、もう休ませてあげなさい」と。

    龍史さんの心意気。それを受け継いだひとたちが笑いを与え、この日本に、世界に、活力を

    みなぎらせる日がもうすぐやってきますよ。

    龍史さんの憧れだった俳優ジャック・レモンは20年近く前に彼岸に行っています。彼をのんびり探しながら、そんな日の到来を心待ちにしていてください。

    最後に……。

    出会えて、多くの時間をともに過ごせて、本当に嬉しかったですよ、龍史さん。

    長尾達憲(元マガジンハウス勤務)

     

     

    中村龍史先生へ

     

    「史ちゃん!史ちゃん!(笑)あんなに聞こえるって言ってたのに!

    オレがこんなに話しかけてんのに、全然聞こえてねーじゃねーか(笑)」

    先生が亡くなられた時、不思議と先生のこんな明るい元気な声が聞こえたような気がしました。生前から私がスピリチュアル特異体質だとご存知の先生からのツッコミだったのだと思います。亡くなっても性格は変わらない(笑)楽しく不思議な体験はそこからしばらく続きました。

    きっと先生は故郷の星に無事に帰られ、この世に生まれる前の龍の姿に戻り、今日も楽しくお過ごしのことと思います。もし前世があるとするのなら、私は先生と親子だったのではと思います。恩師と愛弟子という関係以前に、先生は何があっても味方になってくれる父そのものでした。

    私が先生に出会ったのは1991年、東京パフォーマンスドール。当時落ちこぼれメンバーだった私にピアノ弾き語りを教えてくださいました。あの時が私のシンガーソングライター人生の始まりです。私に音楽の道を与えてくださり心から感謝しています。私は一生涯、先生から教わった弾き語りのスタイルで音楽の道を歩いていくと思います。

    また先生は、舞台音楽作りをご指導くださり作曲の幅を広げてくださいました。先生のご指導のもと、キーマンや市民ミュージカルなど300曲くらい作ったと思います。「舞台は総合芸術だ」と教わり、演者とスタッフそれぞれが力を合わせて一つの舞台を作り上げる経験は、とても楽しく大きな財産となりました。

    打ち合わせでもよく私の家に来てくださり、その姿はいつも娘の家に来る父そのものでした。猫たちのことも可愛がってくださいました。思い出すのは表のキリっとしたハンサムな先生のお顔ではなく、父のようなゆるんだ笑顔(笑)。30年間の思い出はとても書ききれません。

    高校生で先生に出会った私ももう40代半ば。人生の後半を生きています。先生が去られたこの世は試練の時を迎えています。こんな時だからこそ舞台や音楽づくりとは何かを考える日々です。これは先生が私たちに残した大きな宿題なのかもしれません。

    いつか先生と同じ故郷の星に帰る日まで、今世で私はこの答えを探しながら、先生の教えを胸に、先生のように命を燃やして全力で音楽作りに向き合っていきます。そしてたくさん経験を積んで再会の暁には先生とたくさんお話をしたいです。

    松任谷由実さんや東京パフォーマンスドールなどのコンサートや、日本を代表する「マッスルミュージカル」など先生が作られた数多くの舞台は、誰もが元気になれる魔法のステージでした。出る人も作る人も見る人も、みんなが先生のステージに魅せられ、人生の大きな宝物になりました。これからも先生の舞台はたくさんの方の心を明るく元気にしてくださることでしょう。

    先生に会えなくなってから、私は毎日空を見上げて龍の雲を探しています。

    先生、今日はどの空を泳いでいらっしゃいますか。

    これからも天国からご指導のほどよろしくお願いいたします。

    大藤 史(シンガーソングライター・元東京パフォーマンスドール)

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  • 中村龍史の心意気を繋ぐメッセージ

    あなたの突然の訃報に呆然としています。
    人工透析で自分の体と斗(たたか)いながら、人の体内のエネルギーを信じ、
    若者の肉体の躍動を芸術の域にまで昂(たか)めることに一生を賭けてきたあなたの人生に、
    敬意と、心からなるスタンディングオベーションを捧げます。

    お疲れさまでした
    おやすみなさい

    富良野より 倉本聰

     

     

    りょうちゃん、突然のことでびっくりしています。昨年、約五十年振りに会えるチャンスを逃してしまったことが心惜しくてたまりません。
    あなたは若くして日輪の人でした。
    自然とあなたの周りに人が集い、笑顔と温かな時間が流れていました。
    果てしないパワーで生き抜いてきたりょうちゃん。
    ちょっとの間、ゆっくりお休み、そしていつかまた、仲間が集い、無我夢中の日々を送りましょう。
    りょうちゃん、夢をいっぱいありがとう。

    下関市民ミュージカルの会 代表 伊藤寿真男(劇団四季 同期生)

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  • 長い自粛生活で、お仕事もままならない方も沢山いらしたのではないかとお察しします。また、医療に従事し頑張っておられる方もいらっしゃいます。

     あたりまえだったコロナ以前の日常が、本当に有り難い日々だったとしみじみ想い、さて今後のライブエンターテインメントはどう形を変えて行くのか、私自身もどう対処して行くのか、前向きに思い悩む日々を送っております。

     ところで、南青山のマンダラで開催を予定していた、7月3日「中村龍史とお別れしない会」と4日・5日の「コーラス9」ですが、出演者、スタッフ、ライブハウスの支配人とも協議を重ね、今回は見送り、延期することに致しました。

     地方から来られるお客様も多く、もう少し安心、安全を確保したい、せめて中村得意の観客参加ができるまで待ちたいと、この結論に至りました。

    「お別れしない会」は様子を見て年内には「その1」を開催したいと考えています。「コーラス9」は出演者のスケジュール調整が難しく、来年の秋に新作を予定しております。

     誠に申し訳ないのですが、悪しからずご了承くださいませ。

     本日より、これまで公私ともに中村と関わって下さった方々から、中村へのリレーメッセージが始まります。

     HP、中村のFacebook(私はまだ不慣れですが引き継ぎ、友達申請も受け付けております)にもアップするつもりです。また、ファンの皆様のメッセージ(オフィスひらめのメールアドレスまでお願いします)も募集しておりますので、劇場での立ち話、お好きな作品の感想など、是非、お寄せくださいませ。

     最後に、これも引き継いだ産經新聞出版の「STAGE navi」のエッセイ「満身ソウイ工夫の妻」ですが、毎回、エンターテインメントに対する中村の姿勢や、思い出を絡めながら書いております。1回目は、「スタンディングオベーション」(4月末発売)、2回目は「withコロナ エンターテインメント」(6月末発売予定)です。機会がありましたら、是非ご一読くださいませ。

     誠に残念でならないのですが、取り急ぎ、「お別れしない会」「コーラス9」延期のお知らせと「中村へのリレーメッセージ」のご報告を申し上げます。

                              中村留美子

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  • いつも応援して下さる皆さま方へ

     緊急事態宣言下、ありがたいことに自然は留まることなく、花水木、躑躅、藤、五月、山吹と次々に満開を迎えています。

     お知らせが大変に遅れてしまいましたが、2020年1月22日、中村龍史は

    都内の病院にて急逝致しました。

    1月末には全国紙等でお伝え出来たかと思いますが、何より先に皆さまにお知らせすべきところ、ペンを取る力も出ず、今日に至ってしまいましたことを、先ずはお詫び申しあげます。

     2月は中村の想い、心意気をどう伝えていくのか悩み、3月に入ってからは

    コロナに振り回されました。今、エンターテインメント業界、殊に舞台、ライブは受難の時、大きな変化の波に揉まれ、淘汰されて行くのでしょう。

    デジタルな時代だからこそ、同じ空間を共有する舞台は貴重になっていくのだと思いますが。

     演出家、振付家、またエンターテインメント作家として、39年間、舞台作品を創り続け、人工透析を始めてからも、体力・生命力に溢れていた中村でしたので、忽然と消えたとしか思えません。中村自身も私も、また医師も納得のいかないことがあり、病理解剖の結果を待っているところです。

     遺伝性の多発性嚢胞腎で、22年間の人工透析、心臓にも4本のステント、脊柱管狭窄症、右耳は聴こえないという満身創痍、この先、多くのの透析患者の方々が手術を受ける際に、少しでもお役に立てれば中村も本望かと思います。

     さて「障がい現役」を貫いた中村龍史のライフワークであった、

    スポーツミュージカル『energy』〜笑う筋肉〜ですが、初演時と変わらぬ体制で、続けて参ります。

     マッスルから中村JAPANを経て、『energy』まで、舞台創りのプロフェッショナルの中村が残した様々なパフォーマンス、シーンを、再度構成し、中村の演出に沿って、強力なスタッフ陣、制作の吉本興行、コーチ兼出演者のTERU・おかえいり・相川舞、他の出演者と共に、私はその遺志と心意気を繋いで行く所存です。6月の鹿児島公演は、9月に移り、7月18日〜8月10日迄、スパリゾート・ハワイアンズで、通常より短いバージョンで上演予定です。

     そして、お約束をしていた中村のお別れ会ですが、タイトルを「中村龍史と

    お別れしない会」とし、7月3日(金)に開催する予定です。

    長い間、応援して下さる皆さまと一緒に「中村龍史とお別れしない、決意表明の会」にしたいと考えています。

    本間ひとしさん、大藤史さんの「老人とふみ」皆さまと「こまいぬ」メドレー、映像、写真の用意もありますので、色々思案中ですが、何かご希望がありましたら是非メール(hirame@tky.3web.ne.jp)にてお知らせくださいませ。

     また、『コーラス9』も、「お別れしない会」の翌日から二日間、初演メンバー(アマゾンズの斉藤久美・吉川智子・大滝裕子、濱田“ペコ”美和子、

    豊広純子、平塚文子、清水美恵)のありがたい心意気で、7月4日(土)5日(日)、

    初演同様、南青山曼荼羅にて再演の予定です。ピアノは崎久保吉啓さん、勿論、中村JAPANの水野江莉花、おかも出演しますが、中村の審査員の役はどうなるのでしょうか?、、、、、是非確かめにいらしてください。

     ただ心配なのは、このコロナの状況下、エンターテインメント・ライブの再開はいつになるのか予測がつかないことです。延期になる可能性もあるかと思いますが、その際はお知らせ致しますので、悪しからずご了承ください。

     龍史さんならこのような状況にどう対処して行くのかと、メールやお電話を頂く度に、「このピンチをチャンスに変えろ!」と言うのではないかと。

    私自身は、急に与えられた自由時間を、自習時間だと認識し、今後の舞台のありようの変化に対処出来るよう、苦手なMacとも向き合っています。

     ところで、告別式は近親者でと新聞等でお伝えましたが、沢山の仕事関係者がご会葬下さり、都心の小さな斎場は満員札止め立ち見状態でした。

        中村は何より、笑顔が好きでした。

        皆さまの笑顔に会いたくて、面白い舞台を創っていました。

        手を抜かない、気を抜かない、出し惜しみをしない。

        決してぶれずに、日本発のオリジナルにこだわり続けました。

        愚痴も嘆きもなく「障がい現役」を貫きました。

        中村の周りにはいつも笑いが絶えませんでした。

        笑いと明日への活力が、中村のものつくりのテーマでした。

     中村が書き続けていた「STAGE navi」(産經新聞出版)のエッセイも

    『満身ソウイ工夫の妻』というタイトルで続けることになりました。

     編集長はじめ周りの方のお力添えのおかげです。第一回は中村の告別式の様子を、倉本聰さんの弔電を基に書いてみました。是非一度、お読み頂けたら嬉しくありがたく存じます(2020年4月27日発売、vol.43)

    私は長い間、その折々のスタッフと共に彼のサポートをし、必要とあらば脚本も書いて参りました。

    私財を投じては実験的な舞台を繰り返し創り、その結果、日本初のオリジナル、ノンバーバル(台詞のない)ミュージカルのラスベガスでのロングラン公演に繋がり、その後も繰り返し試演し、その都度皆さまに応援していただき、それが

    昨年の『energy』『コーラス9』に繋がりました。

     中村の肉体は消滅しましたが、彼の残した作品と舞台に対する心意気は不滅です。その心意気を皆さまと一緒に次の世代、次の時代に繋げていけましたら幸いに存じます。

     どうか今後とも変わらずにご支援を賜りますようお願い申し上げます。

    末筆ながら、皆さまのご健康と、一日も早いコロナの収束を祈っております。

      令和二年 皐月 オフィスひらめ&中村JAPAN.D.C代表 中村留美子

    中村はマッスルミュージカルを創っていた頃に、「筋肉体操」の作詞・振付をしていますが、下記の体操3つの作詞・作曲・振付は、乗りと洒落で創ったそうです。

     *energyの健康リズム体操

     ゆっくりとしたリズムですが、呪文のような歌詞で、ボディスラップと

    アースタップを自然に覚えられます。3番までですが、少しずつ増やし、

    世界一長い体操にすると中村が言っておりました。ご期待ください。

     又、スポーツ医学専門家で関西医科大学の健康科学科の木村穣教授により、「身体」のみならず「心と脳」にも有用と推奨されております。

    皆さん、energy健康リズム体操で健康寿命を延ばしましょう!

    満を持して、You Tubeでenergy(エナジー)チャンネルが開設されます。

    energy健康リズム体操で、心身ともにコロナに打ち勝つよう、続けてみましょう!

    *5月18日(月)朝8時〜 是非、ご覧下さい

    energy 笑う筋肉 チャンネル

    https://www.youtube.com/channel/UC-RJC-LGL9m0hW9ejKokc3A  

    *倉本聰脚本「やすらぎの郷」の『やすらぎ体操第一』

    *倉本聰脚本「やすらぎの刻〜道」の『やすらぎ体操第二』

     中村のかけ声が、何とも懐かしく小気味好く笑える体操です。

     これは是非、探してみて下さい。

     中村JAPANメンバーに依る「やすらぎ体操」をup出来たらお知らせします。

    STAGE navi のバックナンバーvol.18~42まで用意があるそうです。

    vol.37まで中村龍史の満身創痍創意工夫のエッセーが載っていますが、

    ご確認の上、お求めくださいませ。ご不明な点はひらめまでご連絡を。

    販売部 03—3275−8635 (月〜金 午前10時〜午後5時)

    *STAGE navi vol.43   2020 4月27日号(新連載 満身ソウイ工夫の妻)

     をお求めの方は、インターネットかお近くの書店、ご不明な点は、

     オフィスひらめ(03—3439−3623)かメールにてお問い合せくださいませ。

    *「江莉花と一緒に」は6月14日、文夏をゲストに予定していましたが、この

     状況下、残念ながら延期となりました。また、お葉書でお知らせします。

    「コーラス9」のチケット売り出しは、様子を見ながらですが、6月半ばに

    ホームページ上、出演者のFacebook等でお知らせをする予定です。

    又、中村龍史のFacebookは私が引き継ぎますが、全くそのやり方がわからず、水野江莉花の指導を待って、多分、6月末には再開出来るかと思います。

    その折は、是非、お友達申請をお願い致します。

    現在、ひらめ倶楽部も中村JAPANファンクラブも、入会金も年会費も戴いておりません。季節のお便り、公演の案内、記念の集会等だけですが、

    メールか電話でご登録いただければ、毎回送らせていただきます。

    私と、時折メンバー、時折アルバイトでやっておりますので、なかなか思うようにお応え出来ませんが、こういう時代、インターネットだけでなく、

    手作りのお便りも心がほんわかするかもしれません。お試しくださいませ。

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  • 「energy~笑う筋肉~」

    【日時】

    11/1(金)18:30

    11/10(日)11:00 15:00

    【場所】

    COOL JAPAN PARK OSAKA
    【料金】

    大人  6800円
    中学生~高校生  3000円
    5歳~小学生  2000円
    ※4歳以下は膝上無料

    【作・演出・振付】
    中村龍史

    【HP】

    http://energy.yoshimoto.co.jp/

    【チケット】
    チケットよしもと先行
    各プレイガイド一般
    【お問い合わせ】
    チケットよしもと 0570₋550‐100(10:00~19:00
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    *オフィスひらめの先行予約も8月26日迄です。
    *お申し込みはメールでお願い致します。hirame@tky.3web.ne.jp
     日時・枚数(大人・中高生・小学生・4歳以下を明記)・代表者のお名前をお書きください。
     ご返信には数日かかることもありますが、ご了承くださいませ。
     キャンセルは公演初日、11月1日の1週間前までにご連絡下さい。
     期日を過ぎましたら、全額お支払いいただきますので悪しからずご了承くださいませ。
    *お問い合わせは03−3439ー3623(月〜金の12時から18時まで
      65歳以上の方、身体障害者の方はこの電話でもお申し込みいただけます。FAX03-3439-0275 でのお申し込みも可能です。
    8月27日以降も予約を受け付けておりますが、売り切れ次第、ひらめでのお申し込みも終了いたします。
    *良いお席はお早めに!

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  • 『energy』大阪発、世界へ!

     

    12年前、中途半端に終わってしまった中村流の「マッスルミュージカル」の進化形、世界へ発信するノンヴァーバル(台詞のない)のスポーツミュージカルの確立を、敢えて、言葉のキング「よしもと」に持ち掛けたのは、一昨年の冬のことでした。オリジナルの舞台を創る空気感が希薄になりつつある東京ではなく、お正月には笑いを求めて寄席へNGKへと、劇場に足を運ぶ文化を維持している大阪の人々への期待とオマージュと僕なりの日本の文化への挑戦です。

     大阪のなみはや国体の開閉会式の総合演出・振付、大阪パフォーマンスドールや、20数年前の「吉本新喜劇」の初の全国ツア−「吉本大魔術団・楽園伝説」も手掛けました。この新喜劇はミュージカル風で、めだかさんや末成さん、内場さん、石田さん、皆、歌い踊り、物語と関係なく合間にギャグを無理矢理突っ込み、チョー滅茶苦茶な愉しい舞台だったと記憶しています。

     僕自身は東京の下町の生まれ育ちですが、大阪の縁、吉本の縁に恵まれ、又、多くの方々のお力添えもあり、おかげさまで『energy』の初演の幕が上がりました。

     さてこのenergyですが、台詞(せりふ)の代わりに肉体がものを言うショウです。舞台上を39の肉体が、跳ぶ、廻る、走る、歩く、踏む、逆さになる、止まる、叩く。その全てをジェットコースターのようなスピード感で、笑いをちりばめたエンターテインメントに仕立てたものです。日本人には懐かしい跳び箱、マット、縄跳び、腕立て伏せも、腹筋も背筋も、柔道もラグビーもバドミントンも空手も、オリジナルの楽曲・リズムに合わせて創ったミュージカルであり、その力強いダンスシ−ンに心も身体も弾むことでしょう。

     39人の肉体の極限に挑戦する懸命さ、真摯な美しさは何とも清々しい空気を客席に送り込みます。お客様も演劇の3大要素の一つですから、大きな拍手と笑い声で39人とキャッチボールをしつつ、おおいにお愉しみください。世界の老若男女が、ファミリーが、楽しめる作品に仕上がったと思います。終演後には、側転をしながら家路につかれることでしょう。

     僕を信頼し付き合って下さった吉本の皆さん、舞台スタッフ、歯を食いしばって付いてきてくれた39人の出演者、そして何より本日お越し下さったお客様に、心より感謝を申し上げます。(energy・パンフレットより)

                  作・演出・振付  中村龍史

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  • 『energy』〜笑う筋肉〜

    昨年の9月からオーディション、10月から12月までワークショップを重ね、1月から岸和田市で40数日間の厳しい稽古の後、大阪城公園クールジャパンパーク内のTTホールに入り、いよいよ『energy』初演を迎えます

    舞台未経験者が多く、上手下手の説明から入り、カウントの数え方まで、中村JAPANのコーチ兼出演のTERU、おかえいり、相川舞も共にエナジー出演者を引っ張って行きます。

    初演は何より時間も予算もかかるので、吉本クリエイティブ・エージェンシーの若き制作陣も、一から一緒に仕掛けて行く面白さ、難しさ、少しずつ出来上がって行く楽しさに、高揚感と緊張感がないまぜになった様子でした。それは、出演者も各スタッフも同様で、中村もアドバイザーで付き添う私も、慣れない土地での稽古、トレーナーの持ち家の1階をお借りしての暮らし、身体のことも忘れ、作品に打ち込む毎日でした。

    ちょうどWWホールではKERENのロングランが始まったところです。映像あ、大きな仕掛け有りのステージだそうですが、ホールの入り口が向き合っているTTホールの『energy』は、テーマが人へのオマージュ、人間の身体能力を駆使する、なかなか原始的で世界中の誰が観ても分かりやすいノンバーバルのステージです。

    マッスルミュージカルの初期からご覧いただいている方々には、お馴染みの台詞のない形式ですが、完成形に至らなかったマッスルを中村JAPANで進化させ、今、energyで完成形に近いものをと、中村は果敢にアタックしています。

    energy情報はhttp ://energy.yoshimoto.co.jp

    大阪発、世界へ!ノンバーバル・スポーツミュージカル『energy

    是非、一度ご覧下さいませ。そして末永くご支援の程、お願い致します。

                 オフィスひらめ 中村留美子

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  • 新曲とともに近況報告を兼ねてのLIVEです、是非足をお運びください。

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  • やすらぎすぎるLIVE2 11月27日赤坂チャンスシアター 開場18時30分 開演19時

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  • まだ、一部工事中ですが、リニューアルオープンしました!少しずつ手直しして情報を更新して参りますので、どうか引き続きお付き合いの程、お願い致します!

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  • 『大村市民ミュージカル』

     

     

     

    本番まであと1週間!稽古場がなかなか見つからず、なんと自衛隊大村駐屯地の講堂を借りてリハーサル!

     

    2006年、2011年の3月にアルカス佐世保で開催された、市民100人ミュージカル『佐世保ブギウギ』『佐世ぼん』の稽古の為に何度も大村市の長崎空港に降り立ったのですが、一度も市内を観ることなく通り過ぎていました。

     その大村市の大村湾に沿って立つ、「シーハットおおむら」の開館20周年記念の市民ミュージカルを縁あって頼まれ、昨年の夏から通っています。

     今年2月、8月の本公演の宣伝も兼ね・歌・ダンス・パフォーマンスだけの構成で1日限りのプレ公演を開催したところ、立ち見も出る盛況さで、著名な歌手のコンサートでもない限り、初めてのことだそうで、関係者皆大喜びでした。

     このプレ公演では、インフルエンザ、風邪で、33人の出演者のうち6人が不参加となり、公演当日ギリギリまで直しに次ぐ直し、元気な54の瞳は、演出の中村(プレの案内役で出演も)の一挙手一投足も見逃すまいと必死に付いていき、中村も笑いを交えながらも、お客様の前に立つ心構え・責任を、1年生から70歳まで差別も区別もなく伝えていました。

     当日のお客様の笑い声、拍手、涙、が出演者の心に響き、その場で自信に繋がっていきます。プレが終わった途端、新たに11名の参加申し込みもありました。

     佐世保の経験から、市民ミュージカルには演劇の原点がある、と常々思っていますが、又、7年振りに、プロが忘れがちなリアリティを、演劇の初心者である子供や熟年組に教わっています。

     もし、夏休みを九州でと思われている方、シーハットおおむら:8月18日(土)18時開演:19日(日)11時開演・15時開演、

     あのダイレクトな明るさに触れ、笑いつつも涙する、『時間よ、止まれ!』にお運びくださいませ。

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  • 『やすらぎすぎるLIVE』

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  • 『やすらぎ体操』

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  • 『やすらぎの郷』

    脚本 倉本聰「やすらぎの郷」出演!!

    2017春から連続6ヶ月放送「やすらぎの郷」に出演しました。

    役者として映像作品に出演するのはなんと36年ぶり。2016年から倉本さんとご一緒した「走る」と云う作品を創作中、倉本さんに役者として企業努力をしたおかげで実現しました。

    挿入歌として、「やすらぎ体操」       作詞 作曲 振り付け 中村龍史

    「振り向けば腰痛」      作詞 作曲  中村龍史

    「トーニョーだよおっかさん」 作詞 作曲  中村龍史 編曲 星勝

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  • 『走る』

    作・共同演出  倉本聰

    演出・振付      中村龍史

    出演者募集!!!

     

    「走る」は、文字通り演者が舞台を縦横無尽に駆け抜ける一大エンターテイメントであり、

    「走る」姿を通してそれぞれの人生が描かれる「人間ドラマ」です。

    ミュージカル好きの方なら、「走るコーラスライン」をイメージするかもしれません。
    1996年のアトランタオリンピックで、2度目のメダリストになったマラソンの有森裕子さんの「走る」そのひたむきな姿と、1年間にわたって彼女の残した心の記憶と告白に感動した倉本聰が、自身の主宰する富良野塾の塾生の為に書き下ろし、1997年に塾生の出演で初演を迎えました。

    「スポーツ」と「演劇」の融合を図ったその舞台の反響は大きく、客席は感動の嵐に包まれました。
    そして、2017年初頭、新たな「走る」を誕生させることになりました。
    作・演出の倉本聰が、新たな「走る」の為に、

    スポーツをエンターテイメントに変える演出家・中村龍史に声をかけました。

    「一緒に面白いものを創ろうよ!」と。
    出演者は、オーディションで選び、1年の間、北海道と東京でワークショップや

    トレーニングに参加して戴きます。
    日本人の美徳であった、「本気」「覚悟」「根性」を持ち合わせている方、

    あるいはその為の努力を惜しまない方、

    是非、ご応募ください。
    長年、一流の役者と作品を共にし、数々の名作を生み出してきた倉本聰。
    身体表現を要とするパフォーマンスで、世界中に名をはせた中村龍史。
    「走る」の奇跡のコラボレーションに、両氏は命を賭けて取り組みます。

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  • 『おかしいな二人ずつ』

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  • 『忍者くん、走れ!』

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  • 『復活オーディション』

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  • おかしいな二人第三弾上演決定!!

    ご好評いただいているコント以上、芝居以下の第三弾。

    今回のACT1は、笑う地恐怖篇
    「記憶を喪くした男VS記憶が30秒しかもたない男」
    コミュニケーションはとれるのか?記憶とはいったい何?
    もしかしたら全て夢?
    本当にあった話、みたいな話。

    「スーパーじじい!」フラダンス篇
    タップシューズを履いた、じじいフラダンス教師・・・
    予想のつかない即興劇の始まり始まり。

    ACT2
    「ふとん敷きおじさん」
    布団を敷いて45年、布団を挙げて45年。そんなおじさん達が、歌う
    踊る、人生を語る、語るカタルシス!


    「ストーリーダンス」
    音楽とパントマイム、ダンス。セリフのないショートミュージカル。

    三世代で楽しめる、コント以上、芝居以下「おかしいな二人」
    ぜひ、お誘いあわせの上お越しくださいませ!!

    【公演期間】
    9月16日(水)~19日(土)
    【開演時間】
    9月16日(水) 19:00
    9月17日(木) 19:00
    9月18日(金) 19:00
    9月19日(土) 14:00


    【料金】

    大人4000円(税込)
    全席自由
    【会場】赤坂CHANCEシアター
    〒107-0052
    港区赤坂2-6-22デュオスカーラⅡ B-103

    【リンク】本間ひとし公式サイト>>

    【お問合せ】
    ●オフィスひらめ
    電話:03-3439-3623
    FAX:03-3439-0275
    eMail:hirame@tky.3web.ne.jp

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  • 『おかしいな二人』第二弾上演決定!!

     昨年の初演より早くも第二弾上演決定!癒し系デュオ「こまいぬ」の中村龍史・本間ひとしによる、コント以上芝居以下をコンセプトにした新しい大衆芸術。

    【公演期間】
    3月13日(金)~15日(日) 
    【開演時間】
    3月13日(金) 19:00
    3月14日(土) 14:00
    3月15日(日) 14:00
    ※上演時間100分(2幕10分休憩)
    ※開演1時間前に整理券を配布いたします。
    【料金】
    大人4000円(税込)
    全席自由
    【会場】赤坂CHANCEシアター
    〒107-0052
    港区赤坂2-6-22デュオスカーラⅡ B-103
    【リンク】本間ひとし公式サイト>>

    【お問合せ】
    ●オフィスひらめ
    電話:03-3439-3623
    FAX:03-3439-0275
    eMail:hirame@tky.3web.ne.jp
    ●プレイガイド
    カンフェティ—(チケットオンライン) コチラ>>
    ※PC,スマートフォン、携帯電話対応。
    e+(イープラス) http://eplus.jp/

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  • 平成26年度文化庁芸術祭参加公演
    新作『おかしいな二人』上演決定!!

     11月1日~3日、新作「おかしいな二人」を上演する運びとなりました。癒し系デュオ「こまいぬ」の相方でもある本間ひとしと、コント以上芝居以下をコンセプトに新しい大衆芸術に挑みます。
    『どっちが幸せ?』犬と猫・死んだ男と自殺志願の男、さて初回は?
    『ストーリーダンス』『punとmime』『即興劇~その日の気分~』4つの異なる表現で、笑う笑う笑う、あまりのバカバカしさに泣く。深まる秋の午後、本年度の文化庁芸術祭参加公演で、大いに日頃の憂さを晴らしていただけると何よりの幸せです。

    是非、お誘いあわせの上お越しください。
    赤坂CHANCEシアターでお待ちしています。

    中村龍史

    【公演日程】
    11月1日(土)~3日(月・祝) 
    いずれも13:30開場/14:00開演
    【料金】
    大人4000円/子供(小学生~高校生)2000円
    全席自由
    【会場】赤坂CHANCEシアター
    〒107-0052
    港区赤坂2-6-22デュオスカーラⅡ B-103
    【リンク】本間ひとし公式サイト>>

     ご来場お待ちしています!!

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  • 新春・初笑い縁起物ライブ
    こまいぬライブ開催!!

    日時:2015年1月25日(日)12:30開場/13:00時開演
    場所:恵比寿{天窓}switch
    LIVEチャージ:3500円(ドリンク付き)
    出演:こまいぬ  中村龍史・本間ひとし
    バンドサポート:TERU 水野江莉花 おかえいり(NJDC)

    「こまいぬが貴方の一年を守り幸せを呼ぶ」初笑いと大合唱のライブ!
    皆さまのお越しを心よりお待ちしております!!

    【お問合せ】
    ●オフィスひらめ
    電話:03-3439-3623
    FAX:03-3439-0275
    eMail:hirame@tky.3web.ne.jp

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