書籍出版に寄せて ~満身創意工夫の夫~

中村龍史のメッセージがなかなか更新されず、いつも申し訳なく存じております。

この度、「満身ソウイ工夫」を出版するにあたり、中村の今の心情などお伝えしたかったのですが、チャンス、ゴールドコンサートと立て続けに幕を開け、又、11月公演の「キーマンーけんばん君物語—」の手直しに思いのほか時間をとられているようです。
そこで、今回のみ、「満身創意工夫の夫」の連れ合いとして、黙々とパソコンに向かっていた中村の人間力と、心に残るエピソードについて、少しだけお話しします。
愛する舞台の仕事を続ける為に、遺伝性の病と折り合いをつけながら、12年間に渡る自宅での腹膜透析、今年で3年目の血液透析、二昔前なら、あの病気になったらおしまいだ、家で安静にしていないと、と云われた病ですが、彼は、ものともせずに果敢に挑みました。殊に、マッスルミュージカルの振付は、アスリートが覚えるまで何度も一緒に踊っていました。
医療の進歩に支えられ、少しだけ無理をして体力を作り、愛する舞台を創り続けることで、人間力をたかめていったように思えます。
中村の主治医は、築地のS病院の勤務医から独立して腎臓専門のクリニックを設立しました。そのO先生曰く「君の頑張る姿をみていて、僕も思い切ってやることにした」と。
「満身ソウイ工夫」は、12年前にニューヨークで倒れたところから現在までを、飾らない言葉で正直に綴っています。笑いながら読み終わると、何だか元気になっています。中村が創り続けている舞台と同じで、この本にも「笑い」と「明日への活力」が溢れています。
中村留美子

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